稽古場も少しずつ暖かくなってきた今日この頃、ども斎藤です。
先月キャスティングが決まり本格的な稽古がスタートしました。
夏の本番に向けて各馬一斉にゲートインです。
前回の公演に参加してたメンバーは流石に稽古に慣れてきて、普段やっている基礎練も以前よりスムーズに出来るようになっています。
最近発声に関しては、しつこく説明をするようにしています。
ただ言われた事をなんとなくやるより、稽古にどんな意図があるか理解して取り組んだ方が飲み込みが早いはずだからです。
ぱんだの発声は斎藤が持ち込んだ発声方法を取り入れています。
二人組みでペアをつくり、相手の目を見て大きな声で発声訓練を行います。
実際やってみると分かりますが、これ、そこそこしんどいです。
ですが、こういう方法で目と目を合わせてコミュニケーションを取りながら発声するの大事です。一人でやるよりお互いに信頼感も出来ますし。
稽古で台本を手放して、役者同士で目を合わせ、気持ちでスムーズに演技するには
発声の段階から、言葉と気持ちを相手の目を見て伝える練習をする必要があると思っています。
声を出すためだけの発声練習ではなくて、演技の練習やチームの信頼感の構築も兼ねた発声練習ですね。
相手の目を見て、台詞の意味と感情をしっかり伝える、受け取る。
まずはこれが出来るように日々努力です。
とにかく基礎!それが出来るようになってから色々な表現にチャレンジするわけです。
昔先輩が
「目の前にいる役者(おれ)に気持ちが伝わらないのに観ているたくさんのお客さんに気持ちが伝わるわけないだろ!」
て怒ってました。
怒られていたのは何を隠そう昔のあたくしです( ̄◇ ̄;)。耳が痛かとです。
まあ、そんな訓練をゲラゲラ笑いながらやってるので、効果のほどは今一つに感じますが、継続は力なり。
基礎が身につけば、お芝居が今より数段楽しくなると思います。
まだ稽古は始まったばかり。前回の経験を活かして、ドラクエ風にガンガンいこうぜ!
斎藤直人
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