お久しぶりです。
第二回劇団ぱんだの公演を終えて、ちょっと一息、まったりと日常を過ごす斎藤です。
今回は第二回公演の感想と反省をお伝えします。
え?聞きたくない?まぁまぁ、そう言わんと。
今公演、斎藤は演出、舞台監督、制作を掛け持ちしてました。大谷に負けじと三刀流でした。
これはなかなかキツかったですね。何故にそんな無理をしたのか?
台詞の多い劇団員に、役者以外の負担を極力かけたくなかったのです。
まあ、単に人がいなかったからと言った方が真実で清々しいですけど。
ちなみに今回、斎藤が演出として、最も重要視していたものは、舞台の完成度や演技の精度ではありません。
もちろんそういったものも大切ですが、斎藤が、演出として今回最も大切にしていたのは
お芝居を続けて行くための道標と絆でした。
ただの自己表現の発散だけで、お芝居を続けて行くことは、とても難しいのではないかと思います。
もちろん、それだけでも続けて行ける幸せなケースもあると思います。
それでも今までお芝居に関わり続けて、去っていってしまった戦友を思うと
信頼出来る仲間と、挑戦し続ける場所が無ければ
そしてそれを自覚的に意識し、大切にしなければ
きっと長くは続けて行けないのだろうと思うのです、僕がそうであったように。
そんなわけで、この仲の良い4人の関係性にしか出来ないことをとことん突き詰めて本番に臨みました。
台詞は覚えて当たり前。
言うのも書くのも簡単ですが
今回参加したメンバーはその難しさを強く強く感じているはずです。
全ての台詞、動きが入り、仲間を信じ、集中力が最高潮に高まると
シーンで起きた事象をリアルに目の前でお客さん以上に感じる事になります。
そして舞台の上で生きている事に今まで感じたことのない幸せを感じるはずです。
それを一瞬でも感じられることは、とても奇跡的で素敵で残酷な事なのです。
本番で個人が感じられる自己満足や解放感とはまるで異質です。
今回出演していた4人はそれを感じ、またお互いに共有していました。
きっと彼女達はこれからも、
もう一回!もう一回!!
場所や、やる事が変わってもあの瞬間を求め、生きて行くのだろうと思います。
今回のお芝居のアンケートには
熱量が足りない、演出が機能してない、笑いがつまらない。
といった手厳しいご意見もありました。
ごもっともですが。
はっはっは!今にみてろ!
メラメラと闘志が湧いてきます。
既にぱんだは第三回公演に向けて動き出しています。
早いよー( ̄◇ ̄;)。
とはいえ、次回は前回を超える!なんて目標があるなら早過ぎるなんてことはないわけで。
無事、斎藤の続投も決まりまして、次回は泣き言言わないで、走り続けられるよう、頑張りたいと思います。
そしていつも支えてくれるみんなに敬意を表して、今日はこれまで。
斎藤直人
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