すっかり寒くなりましたね。
私事ですが、斎藤は12月にゆざ演劇研究会の公演に出演するので、稽古にバタバタです。
ぱんだの稽古も残念ですが、11月からはお休みする事になりました。
さて前回のブログにもありましたが、先月末は希望ホールで高校演劇の県大会が開催されました。
酒田市からは西高と東高が出場しました。観に行きましたよ!ほぼ全部!
それにしても最近の高校演劇はレベルが高いです。お世辞抜きに。
自分が高校生の頃なんか、台詞はうろ覚え、滑舌最悪、ノーブレイン、オンリーパワーな奴がいて、人の台詞なんかロクに聞かず、勢い任せで舞台に上がる奴がいましたね。あたくしですが。
やる方はともかく、観る方はガチャガチャしてて、観づらかっただろうと思います。
そういう意味で今の高校演劇はとにかく見やすいです。演技、演出、台本、照明、音響、大道具、、、全てに創意工夫が見られました。
卒業してから早、20年。今だに高校演劇観にいきますね。
高校生の一回の公演に懸ける熱い想いは、斎藤のぬる~い信念なんかとは比べモノにならない位に純粋なのです。
しかも、西高の顧問の先生は斎藤が演劇部に居た時と同じ顧問の先生だったり、
東高は東高で顧問の先生が、斎藤が演劇部時代の他校の1個上の先輩で、さらに10年以上前に一緒に舞台に立った事もある先生だったり
それぞれに繋がりがあります。なんつーか、世間てのは狭いもんです。
そんな感じですから、生徒達も顧問の演劇魂のDNAを脈々と受け継いでいるわけでして、他人の気がしません。
観ているだけで、自分の原点、初心を思い出します。
稽古中から、緊張のあまり、手と足が一緒に出て、先輩にキレられたあの頃。
滑舌が悪く、何言ってるか分からないと上履きでシバかれたあの頃。
靴箱を開ければ、複数の先輩からダメ出しの手紙が何枚も放り込まれてたあの頃。
本っっっ当に斎藤は、お芝居に向いてはいなかったのですよ、とほほ。
よく続けたもんだと我ながらに思いますが、きっと向いてないから続けられたのだろうと思います。
中途半端に適正があれば、早々に満足して飽きていたか、一度の挫折に耐えられずに辞めてたと思いますね。
とにかく高校生にお腹いっぱいエネルギーをいただきました。
さあ!今度はあたくしの番ですね。
散々演出の時に役者に投げまくった、格言のブーメランが大きな弧を描いて自分に舞い戻ってきました。
因果応報。ぐさ!ぐさっ!ぐささっ!!
刺さってますよ、格言のブーメランが。
偉そうに後輩によかったよとか言ってる場合じゃあないんです。
そんなわけで12月にゆざ演劇研究会の公演に出演します。
斎藤があたふたじたばた足掻く姿、御興味あれば是非観に来て下さいまし。
でわ、次回のブログは渡辺保くんにバトンタッチです!よろしくね!
斎藤直人
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