スピードの出し過ぎに注意!

ども!ついに田植えのシーズンです。仕事に大忙しの斎藤です。

相変わらずコロナの脅威にさらされていますが、とりあえず稽古を進めております。

みんな新年度の仕事が忙しく、なかなか参加率が上がりませんが、それなりに稽古をしています。

こんな事もあろうかと、少人数の会話の多い台本を書いたので、とりあえず二人いれば何とか稽古は成立します。

まだ配役など少々時間がかかりますが、何とかなるんじゃないかと楽観的に考えてます。

時間と完成度に問題があれば、収録日を先延ばしにすればええんじゃ!

ちょっと乱暴な発想ですが、コロナ禍ですから、これ位のスケールで物を考えないとやってられません。

そろそろ公演したいね。なんてみんな口癖になってますが。

仕事や家庭を最優先して、無観客の収録公演です。
次回作も台本はほぼ完成してるので、後は役者のスケジュール次第になります。

なるべく少人数で短くをモットーに頑張って書きましたよ、はい。

そんなに胸張れるモノかは不明ですが、まあ、足りない部分は劇団のみんなに補ってもらおうと思います。

ここ数年、大好きな役者をやらずに演出と脚本ばかりです。最初は苦しい上に、自分の才能の無さにガッカリしました。

もっと出来ると思ってたんだけどなあ、、、。
毎回劇団ぱんだのみんなに底上げしてもらって。

やはり、何でもイチからというのは、こたえますよね。
でも何と言いますか、どうせやった事無いんだから出来なくて当たり前!
挑戦だ!なんて考え始めたら途端に楽しくなって
、、、脳天気だなと言われると否定出来ません。

今でもキツさは感じますが、自分自身の成長を感じられるので、それはそれで楽しくもあります。

もちろん斎藤以上に劇団ぱんだの頑張りがあるのも忘れてはいけません。

自分の成長も他人の成長も見ていてワクワクします。切磋琢磨ですよ!





そんな中、高校生の演劇講習会に参加させていただいたのです。

柔軟体操、筋トレ、発声訓練、ミニゲーム、台本読みなどなど、10人位で適度に距離を取りながら一緒に基礎的な練習をしたのね。

で、ここぞとばかりに2017年に公演した「あたしのあした」を読み合わせしてみたのです。

これがまたよかった!!
みんな初見にも関わらず、丁寧にやってくれたのでした。

中には当時の公演を観たことある生徒もいて。
何たる奇跡!
めちゃくちゃテンションが上がりました。
ああ!大きくなったなあーっなんつって。

一番驚いたのは、とにかくテーマというか、勝負所の見極めですね。ここはきめて欲しい!!というところを初見でも見抜いてしっかり狙ってきます。

これが全員出来てるのだから、末恐ろしい!!
基本自分の脚本に自信がなくネガティブな斎藤でしたが、今回ばかりはこの作品を読んでもらって作者として本当に良かったと心から思いました。

あまりに嬉しくて、帰り道運転していて、
「前の車遅いなー」なんて思ったら何の事はない
斎藤のスピード出し過ぎでした、、、反省。

とにかく未来の希望の光ってやつを体感した講習会でした。

講師として教えるはずが、教わる事の方が多かったです。
何しに行ったんだ、あんたは!

ごもっともです、生徒がミニゲームしてるの見てゲラゲラ笑ってました。

次回このような機会があればしっかりおじさんの威厳ってヤツをみせつけねば!と固く心に誓う斎藤でした。

ではまた次回に!
斎藤直人