ついに5月になりましたね。連休たのしんでますか?ども、斎藤です。
4月から本格的な稽古を開始して、はや1ヶ月。既に台詞が入ってる役者さんが何名かいらっしゃいます。
もちろん役によって台詞の多い少ないはありますが、それでもこの時期に覚えて稽古に来るあたり脱帽です。
台詞少ないからギリギリで覚えればいいや、そう考えるのが普通です。
まさか、ここまで早く仕上げて来るとは思ってなかったので、正直愕然としています。
台詞を覚えるには時間をかけて反復練習あるのみです。
台詞覚えに近道なんかありません。かけた時間、繰り返した回数がものをいいます。
当然稽古時間以外のプライベートを削って覚えて来たに違いありません。
ただただその情熱と責任感に敬意を覚えるばかりです。
当たり前の事ですが、台詞を覚えないと本番の舞台には立てません。
つぎの台詞なんだっけ?と考えながら不安定に舞台に立つのと
そんな事考える必要なく、相手の台詞を聞いて気持ちを作る事に集中して立つのとでは
観ている方にも歴然とした差が生まれます。
演じている側も、前者では暗記大会を何とか乗り切ったという達成感しか感じられませんが
後者では、劇中の出来事全てを実際に体験する事が出来るはずです。
演じるということは生きる事、自分の可能性の無限を知る事ができます。
それは日常生活ではなかなか手に入らない貴重な体験だと思います。
もちろん台詞を覚えたから必ず辿りつけるわけでもないのですが、台詞をおぼえていなかったら絶対に辿りつけない領域です。
みんなが少しでもそこに近づけるように、斎藤も覚悟を決めて動きつけに挑みたいと思います。
斎藤直人
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