イメージは大事。

暑かったり寒かったり、体調管理が厳しい今日この頃。
ども、斎藤です。

劇団ぱんだの公演を終えたのもつかの間、ゆざ演研と兼任で参加しているメンバーは早速、稽古開始です。

さて、今日はイメージは身体に作用するというお話をしたいと思います。

例えば本番前、役者のあなたはどんな状態になっているのでしょうか?

もし、台詞忘れたらどうしよう!
動き間違えたらどうしよう!

そもそも台詞覚えてない、どうしよう!
(爆死)

不安でいっぱいですね。いくら練習しても、本番前の不安からは逃れられないものです。

人によっては全く緊張しないなんて人もいますが、そんな人は、ほんの少数。
ほとんどの人は言いようの無い緊張感と不安感との闘いを経験します。

そんな時、自分が台詞を忘れたり、トチったり、失敗するイメージを強く想像すると、実際そういった事が起こりやすいものです。

イメージは身体に作用します。実際斎藤も昔、悪いイメージトレーニングをしていました。

考えうる限りの最悪の状況を想像して、それより悪い事が起こるわけがない!と開き直って舞台に上がりました。

そしたら気持ちは落ち着いたのですが、身体はガッチガチに緊張していて、心と身体がバラバラというんでしょうか、思った通りに口も身体も動かない!

台詞もカミカミ、言葉も出てこない、身体に余計な緊張が走っているのはわかるのですが、どうにもその緊張が解けない!

その時にハッと気付きました。イメージトレーニングでイメージした悪い状態が暗示として自分の身体にかかってしまっている事を。

普段の緊張や混乱なら、数秒あればリカバリーできますが、この時は頑固な油汚れのように落ちる事はなく、終盤まで、苦しみました。

それ以降、どんなに苦しい状況でも、成功したり、上手くいくイメージトレーニングをするようになりました。
やはりそういったイメージの方が結果もそれに近くなりましたし。

気のせいだろ?なんて思う人もいるでしょうが。

毎回公演、役者、演出問わず本番前にえづく位緊張してる斎藤がオススメしてるのです。

間違いない!断言させていただきます。


プレッシャーに負けて実力を発揮出来ないなんて事ないよう、イメージも重要なんですね。

でわでわまた次回に。

斎藤直人