切磋琢磨ってことですよね

オリンピックもひと段落して、パラリンピックも始まった今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

バトンを受け取った渡辺保です。



僕はというと、ありがたいことに人伝でパンフレットを頂いて。
先日庄内地区高等学校演劇合同発表会の観劇に伺っておりました。

今回の劇場は鶴岡市中央公民館でした。
きちんと劇場っぽい造りになっていて。立派な舞台がありました。

こんなにちゃんとした設備が身近になかった小さな町出身の僕には、羨ましいと思ったものです。
(鶴岡市は後輩のために、舞台を用意してくれているんですよ。)

以前僕が始めて見た高校演劇の大会は県大会でした。
地区大会は初めて観劇したのですが。これもまた良かったです。

…。

齢16、17歳にして、舞台の上で演技をする…。
自分がその年齢だった頃はちょっと人見知りが激しすぎてムリでしたね。
皆さん堂々としてがんばってました。

一生懸命作品の制作に挑んでいたんでしょうね。
あんなに長いセリフを覚えて、叫んで。
頑張っている気持ちが伝わりました。

それだけで、見ているだけで、なんかぐっとくるものがあったものです。

中にはとっても身近に感じる役者さんもいました。
わかる。わかるぞ!頑張ってるけど難しいんですよね。演技って。
なんて勝手に納得して。

そして中には表現力のレベルが高すぎて、感動を呼び起こす役者さんもいました。

…。

作品に魅入られて、鳥肌が立っていました。
その舞台上の人物のセリフが、その一言一言が心に響いてきました。

たぶんこれがセンスというものでしょう。
そのセンスは大切にしてもらいたいものだと、どこぞのイチ見物客として舞台上の人物に勝手に思いを馳せたものでした。

…。

舞台をどう創るか。

それは人生にも似ているのではないでしょうか。

 

この世の中にどのように働きかけるのか。
どのような世界をつくるのか。
それはガチで自分次第です。

もちろん条件は違います。
どれだけ恵まれた環境で作品を作ることが出来たのか。
どれだけ不毛な環境で制作に挑まなければならなかったのか。

できる作品も違います。

でも同じ人間が作り出した作品という括りでは違いはないのです。

…。

作品を創るために最適の材料を探す。最善の手を尽くす。限界まで挑む。

感動が証明の証なのだとしたら。

説得されました。

あなたの彩った空間はとても素敵でした。
良い空間をありがとう。

と。感動を呼び起こした役者さんにはそんな言葉を送りたい。

…。

一生懸命に制作に挑んだ同士よ。
僕は君の努力を最後まで見届けたぞ。

よく頑張ったな。

君は最後まで戦い抜いた。
誇りに思っていいと思います。

と。そんな言葉をへたっぴな演技のあの子に送りたい。

…。

出来た作品を見せ合って、賞賛したり、貶めたりして人はいろいろと気付いていく。
そしてまた歩き出す。

最高の出来の作品を世の人に見せつけて。説得する。そしてドヤ顔をして記念撮影をする。
これは人が人としてあるべき姿なのではないでしょうか。

ばっちこーい!ウェイウェイ!

(先日手元に届いた劇団ぱんだ「Light along」のDVDを早速見て、自分の動きに、今日見た地区大会のあの子の姿を重ねて、あれだけ頑張って、こんなんかい!
と、自分を貶めては、また歩き出したいと思うのでした。)

そうやって人は歴史を紡いでいくんじゃないのかなぁ。

…。

ある分野で、この世の中で一番と言われる人達を見れる機会があります。

オリンピックでそんな人達の姿を見て、人は感動したり、しなかったりするんでしょうかね。

なんてところでバトンを渡したいと思います!バトンターッチ!