もっと遠くへ。

ども、新年明けましておめでとうございます。
m(_ _)m
今年も劇団ぱんだの演出を担当する斎藤です。

タイトルからどっか遠くに旅行にでも行きたいのかな?
そんな想像させるタイトルですよね。
これ今年の劇団ぱんだの演出としての目標であります。
そして遠くへ行くのはあたくしだけではありません。劇団ぱんだの参加者、ひいては観に来てくれたお客様です。
え???どゆこと?今年は海外で公演やんの?

そうゆう意味ではありません。

お芝居を作る上で、今より遠い世界を目指そうという事ですな。

お芝居を始めたばかりの頃は、
台詞を覚えて、相手の台詞が終わったら、ただ間違えないように機械的に言うだけでした。

そのうちに
台詞に喜怒哀楽をつけて、目をみて相手に伝えるようになります。

さらに
相手の台詞を聞いて自分の台詞の喜怒哀楽を感じ、その台詞の状況を体感して台詞を言うようになります。

台詞が言うことから伝えることに変わり、そこから生きる事(体感する事)に変化していきます。

小難しい事、書いてますが、単純に突き詰めて行くと
演技している時に
今この瞬間、自分だけど他の誰かとしても生きている!
役者のみんなにはそう感じてくれるように演出したいなと思っているわけですね。

なかなか日常生活をしていて他人の人生と自分の人生を重ねて、体感出来る事なんかありませんし、役者の本当の面白さって、一瞬でもそこに辿り着く事なんじゃないかと個人的に思っています。
その時にはじめて、自分の人生も自分の事もいつもより少しだけ好きになれる気がします。

そうやってコンプレックスと向き合っていくのも素敵な事じゃないかと思ったり思わなかったり。
演技に向き合う事は自分の可能性を探す事だと思いますし、自分もそうやって携わって来たので、是非参加者のみんなにも体感してもらいたいな、なんて。

結局、演技って台本に書いてある他人の人生を自分の人生として生きる事で
演技力って、それをお客様に伝えることの出来る技術なのかもしれませんね。

そう信じてここ数年、色々な方法を試行錯誤しながら作品に取り組んできました。今年はいつもより参加出来ないけれど、やっぱりそれでも、
もっと遠くへ、関わる人全てを連れて行けたらなと思います。
あ、斎藤を置いていっちゃやぁよ。

というわけで新年一発目、長文失礼しました。
でわでわ、また次回に!
よいお年を〜。

斎藤直人