22.714

稽古もぼちぼち中盤戦。
ども、斎藤です。

タイトルの数字、これ何だと思いますか?


実はこれ、今回の出演者の平均年齢になります。

厳密にはまだ誕生日迎えてない人もいるので、さらにこの数値より低い事になります。


劇団の若返りが止まりません。

いい事です、アラフォーの斎藤は多少の肩身の狭さを覚えつつも、みんなの日々の進歩に演出の楽しさを覚えずにはいられません。


徐々に新人さんも慣れてきて、稽古はキツい段階に入りましたが、笑いは絶えず、みんなそれなりに楽しそうです。

稽古場は女子会、なんて関係者からは良くも悪くも言われてますが、斎藤はこれでいいと思ってます。


劇団ぱんだに関わって、これで4作目になります。

メンバーは毎回入れ替えがありますし、現状がベストだとは思いませんが、今のゆる〜い空気感で今後もやって行けたらなぁ〜と思います。


もちろん締めるところはきちんと締めなくてはいけません。

しかし他人から強制された厳しさなんて無意味だと思っているので。


自分で自身に課した厳しさだけが、自分の道を切り開く!

そう信じているので、きっかけ程度の厳しさ(ルールや方法)しか提示しません。


ゆるいのはあくまで空気感だけですし。

求められるものは、常にベストですから。


演出としても、このメンバーでしか見せられないものに辿り着きたいので、なるべく素の魅力的な部分や人生経験が出せるように稽古を進めています。


とにかく関係性!

相手に遠慮しないで、感情をぶつけ合えるよう、色々な形でアプローチしておりますです、はい。


稽古場は動きつけに入っているので、この台詞の終わりまであそこへ移動、この台詞は相手を見て、途中で客席に向けて言う。

こんな感じに細かい事を具体的に決めていきます。


今までは何となくやっていたことを明確にする作業になります。


特に指定なく自由にやっていた今までに比べると、窮屈な感覚になりますが、きっちり覚えてしまえば、何となく言う台詞は一つも無くなり、むしろ一つ一つの台詞に明確な意味を見つけられるはずです。

とはいえそこに辿り着くまでには、やる事はてんこもり、その土台をつくる作業が動きつけになるわけです。

みんな稽古中、必死になって台本にメモしてます。

斎藤も必死にああでもない、こうでもないと、役者のキャラクターや感情、関係性にあった動きの軌道、構図を考えてます。


大変は大変ですが、たまにバシッと見たい構図、絵がハマる事があって、その瞬間は物凄く興奮します。
最高です!

家帰って缶ビール飲みたくなります。


しかしまだ冬の増量から戻りきっていない斎藤は、ぐぬぬと歯をくいしばって我慢して、缶コーヒーのブラックで我慢するのでした。


そんなわけで今日はここまで。
また次回に〜。


今週の画像はなんちゃって組体操、扇!です。